寝付きが悪く、すっきりとした目覚めを実感できないとう人の中には、寝る時の姿勢に問題がある場合があります。
さらに夜中何度も目がさめてしまう、寝た時の姿勢と、朝起きた時の姿勢が全く違っている等の場合も質良い眠りが出来ず、日中ダルさを感じてしまうという人もいるようです。
人は仰向けになると、首とせ骨、肩や腰などに自然と隙間ができます。
その隙間を上手に埋められてこそ、質の良い眠りを体験する事ができるのです。
枕を高くしている人の場合、起きている間も首が前に出っ張っている姿勢をとっている事が多く、そのせいで、首を支えている筋肉に必要以上に負担がかかってしまい、さらにはそれをカバーしようと背骨が湾曲に曲がっている猫背の状態になってしまいます。
また横向きの姿勢で眠るという人の場合は、首や顎、肩や助骨に過剰な圧力がかかってしまいますので、顎関節症や、首の痛み、五十肩等の症状に悩まされる場合があるようです。
寝てしまうと、自分の姿勢を矯正する事は不可能ですから、そうならない為にも寝る前に正しい姿勢を朝までキープできるような工夫を行うようにしましょう。
まずは頭と首の隙間をできるだけ埋めるように、自分にぴったりと合った枕を選ぶようにしましょう。
良い枕というのは、首の隙間にぴったりとフィットするタイプのもので高すぎず、低すぎず、それでいて、頭と首、肩周りに幅広くフィットする接触面があるのが理想できです。
なかなかフィットしない場合は、タオル等を使って、隙間をなくすようにしてみましょう。
くるくると軽く巻いたタオルで首周りの隙間を埋めると、朝すっきりとした目覚めを体験することができます。
さらにおしりから膝裏にかけての隙間は、柔らかなクッションを使って隙間を埋めると良いでしょう。
足を多少高くして眠ると、足のむくみを解消する事ができますので、特に女性の方にはオススメの方法です。
質の良い眠りを得る寝具のセッティング以外にも、就寝前に軽くストレッチをして筋肉をほぐすと、深く眠る事ができると言われています。
前屈や開脚など、左右それぞれ10秒ずつ呼吸法を取り入れつつ行うと、気持ちを落ち着けることもできます。
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